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日中戦争(昭和12/1937)
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作詞 北原白秋
作曲 山田耕作

青い空見りゃあの雲恋し
雲の向こうのあの土が
吹けよ飛んでけ東風
風よ見つけろ我等が土を
笛や太鼓でお祭りしよと
ここにゃ照る日ももう狭い

翼借りたやあの飛ぶ雲に
土が呼んでるあの空が
吹けよらんらと東風
明日は見つけろ我等が土を
海を越ゆれば行く手は千里
夢にゃ広野をもう見てる

何と明るい天地だ今日だ
響けトラクター雲までも
吹けよ緑の東風
風よ見てくれ我等が土を
若い日本だお前よ我よ
どこに住もうと日は高い
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作詞 林柳波
作曲 細川潤一

行けども行けども遥かなものよ
草にさわさわただ風ばかり
空に連なる荒野の果てに
赤い血のよな陽が落ちる

からりころりと轍の音の
揺れる車に草積み上げて
馬に引くかせりゃ思いは遥か
鳴いてくれるな旅鴉

月の出潮のかの山陰の
雲の辺りが我が故郷よ
旅で暮らしたこの二年は
思いや涙の絵巻物

月よ照れ照れ広野の果てに
黒馬よ嘶け声高々と
男命の捨て場と決めた
この牧場の灯が点る
作詞 松村又一
作曲 古関祐而

さらば別れと一鞭当てて
心ならずも別れて来たが
手綱持つ手に涙が落ちる
ああ吹雪く広野の日暮れ時

後ろ見送りゃ遥かの丘で
まだも見送る愛しの人よ
呼んでくれるな呼ばれちゃ困る
ああ決めた心がまだ鈍る

走れトロイカ鈴の音鳴らし
雪の広野をただ一筋に
胸の思いを涙で捨てて
ああ俺は旅行く渡り鳥
作詞 サトウハチロー
作曲 阿部武雄

坊やお聞きよ父さんは
一年前の春の朝
桜に別れ勇ましく
御国の為に満州へ

坊や御覧よ春が来て
今年も桜が咲いている
満州はまだまだ大吹雪
さぞかしお寒い事でしょう

坊や書きましょお手紙を
桜の花も入れましょね
その花びらと同じよに
五つになったと書きましょね

坊やよくよく覚えなさい
桜は日本の武士の花
たとえ坊やの父さんが
どのよになろうと泣くじゃない
作詞 宮本吉次
作曲 鳴瀬純平

可愛いあの人初年兵
露満国境の警備隊
さぞや寒かろ冷たかろ
思えや満州の空恋し

忍ぶ恋路の仲なれど
晴れて凱旋なさるまで
私貴方の妻として
愛しい親御を守ります

雪はチラチラ日が暮れて
今日も出て見る北の空
せめて露営の夢にでも
胸の想いが通よやよい
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