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日中戦争(昭和12/1937)
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作詞 島崎藤村
作曲 小田進吾

朝は再びここにあり
朝は我等と共にあり
埋れよ眠り行けよ夢
隠れよさらば小夜嵐
 
諸羽打ち振る鶏は
咽喉の笛を吹き鳴らし
今日の命の戦闘の
装いせよと叫ぶかな

野に出でよ野に出でよ
稲の穂は黄に実りたり
草鞋とく結へ鎌も執れ
風に嘶く馬もやれ
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作詞 海のますらお
作曲 帝国海軍軍楽隊

時これ昭和十二年
英帝晴れの御盛儀に
参列の命畏みて
船出せるこそ雄々しけれ

栄えある使命身に帯びて
健児の意気は天を衝き
御稜威輝く足柄の
鵬程ここに一万余

常夏の島後にして
怒濤逆巻く印度洋
苦熱の紅海過ぎ行けば
波の音高し大西洋

スピットヘッドに広げたる
広古に光る大絵巻
数ある国の船の上に
一際高し日の御旗

キールの港訪ねては
熱誠こむる歓迎に
固く結びし雨の手は
欧亜を結ぶ国の華

重なる使命果たしつつ
晴れて祖国の土を踏む
歓喜の胸のときめきに
皇国の空を仰ぐかな
作詞 松島慶三
作曲 帝国海軍軍楽隊

江湾路上厳然と
空にひらめく軍艦旗
これぞ同胞三万の
命を護る陸戦隊

時八月の十三日
たちまち起る砲声に
敢然立ちて奮戦す
霰と注ぐ敵の弾丸

敵は四面を取り囲み
砲火爆撃強襲の
術を尽くして攻むれども
何か恐れん大和魂

一死奉公この時と
締むるも堅き鉄兜
来たれ幾万敵の兵
いで一打ちに撃破せん

風に曝され雨に濡れ
不眠不休も何のその
ただ殉国の血に燃えて
戦う様ぞ勇ましき

千早の城に幾万の
敵を迎えし忠烈を
ここ江南の朝風に
偲ぶもゆかし剣太刀

寄する黒潮荒海に
鍛えし腕銃取りて
今極東の黎明に
立てる特別陸戦隊
作詞 北原白秋
作曲 村山美知子

遂げたり鵬程東の神風
西へと勢えば遮ぎる空無し
輝く銀翼轟く爆音
今こそ仰げや航空日本
享け享けこの声飯沼塚越
涙ぞどよめく同砲一億

翔けたり敢然我等が神風
肝あり細心向かえば敵無し
衝きゆく荒天貫く酷熱
閃け日の丸新鋭日本
享け享けこの声飯沼塚越
涙ぞどよめく同胞一億

遂たりたちまち国産神風
欧亜の一線征して雲無し
輝く秒刻記録の更新
見よ見よこの国躍進日本
享け享けこの声飯沼塚越
涙ぞどよめく同胞一億
作詞 西條八十
作曲 江口夜詩

荒天暗く雲低き
葉月半ばの朝まだき
怒涛逆巻く支那海を
勇みて越ゆる海軍機

撃滅の意気物凄く
首都南京の上空に
翼揃えしつわものの
中にも目立つ人や誰

その名も薫る梅林
若き中尉の雄々しさは
続く二日の奮戦に
勇気いや増す白襷

春野の雲雀野辺の蝶
敵が慌てて撃ち出す
燃ゆる砲火を掻い潜り
阿修羅のごとく空爆す

されども無念一弾は
翼貫き機を穿ち
今エンジンは火と燃えぬ
あな危うしや鬼中尉

機上の友はこれを見て
憐れ中尉を助けよと
呼べど届かぬ大空の
焔の中に声ありて

「わが僚友よさらばぞや
天皇陛下万々歳
振りしハンケチ眼に残る
空軍の華鬼中尉
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