作詞 堀内慶三
暁早き通州の
空にどよもす銃の音
兵変すわや起こりたれ
我が帝国の恩篤き
楽土冀東のその中で
撫民の仮面脱ぎ捨てて
凶器を揮う保安隊
平津の野に敗れたる
二十九軍の残兵と
諸共高く叫びつつ
向かうはいずこ良政の
指導に尽くす我が官衙
襲うはいずこ商工の
平和の業に勤しめる
武器無き人の住む家ぞ
矢庭に注ぐ機関銃
迫撃砲の弾丸の雨
家をば穿ち火を放ち
財をば掠め人を刺し
幼き者を射て倒す
特務機関や守備隊や
全員挙り戦えど
衆寡の数をいかにせん
弾丸尽きて剣折れ
全員難に殉じたり
鬼畜の所業さながらに
残虐飽かぬ賊の群れ
悲憤の憾み残しつつ
婦女老若を押し並べて
同胞二百これに死す
ああ通州は血の都
楽土冀東は夢なりき
日本男児いざ起ちて
信無く義無く涙無き
暴虐の徒を砕き去れ
暁早き通州の
空にどよもす銃の音
兵変すわや起こりたれ
我が帝国の恩篤き
楽土冀東のその中で
撫民の仮面脱ぎ捨てて
凶器を揮う保安隊
平津の野に敗れたる
二十九軍の残兵と
諸共高く叫びつつ
向かうはいずこ良政の
指導に尽くす我が官衙
襲うはいずこ商工の
平和の業に勤しめる
武器無き人の住む家ぞ
矢庭に注ぐ機関銃
迫撃砲の弾丸の雨
家をば穿ち火を放ち
財をば掠め人を刺し
幼き者を射て倒す
特務機関や守備隊や
全員挙り戦えど
衆寡の数をいかにせん
弾丸尽きて剣折れ
全員難に殉じたり
鬼畜の所業さながらに
残虐飽かぬ賊の群れ
悲憤の憾み残しつつ
婦女老若を押し並べて
同胞二百これに死す
ああ通州は血の都
楽土冀東は夢なりき
日本男児いざ起ちて
信無く義無く涙無き
暴虐の徒を砕き去れ