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日中戦争(昭和12/1937)
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篠衝く雨やぬばたまの
闇の山路に水溢る
帯革握り離るるな
友軍今や救援無く
敵が重囲の内に在り

猶予はならじ由さらば
選む決死の突撃隊
なお躊躇険峻を
一気に登じむ続けとぞ
凛たり救援部隊長

ここ長城の山の上
連路絶えて十余日
よくぞ守りしよくぞ来し
両隊長は言葉なく
ひしとぞ手をば握りたり

三日二夜の激戦に
勇士の半失いて
今山上に湧く凱歌
汗も拭わず粛然と
東に向かう将と兵

剣光は陽に照り映えて
新戦場は音絶えぬ
勇士額伏し大君の
御稜威畏む時の間や
その名香し大場隊
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