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日中戦争(昭和12/1937)
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作詞 堀内敬三
作曲 陸軍軍楽隊

砲声天に鳴り轟きて
砦も家も裂け砕け散る
朝日を負いて我が艨艟が
猛射浴びする呉淞鎮

堤防民家みな砲塁と
築きて籠もる雲霞の敵は
江上近き我が艦船を
的に應射の弾丸の雨

轟音海の荒鷲部隊
空より敵の頭上を襲う
折から岸へ矢を射る如く
兵を載せ行く船の列

江岸過ぎて横一文字
快速艇の煙幕張れば
吶声上げて陸軍部隊
敵の汀に殺到す

沙上に広く散開するを
待ち受け敵の重機関銃
一斉掃射忽ち我に
弾丸は注げり瀧のごと

左右に友の倒るる見ては
躍り出でし工兵六士
爆薬抱いて身も諸共に
機関銃座を爆破しぬ

雪崩の如く鷹森部隊
直進敵の塁踏み越えて
銃剣払う鬼神の姿
何の敵弾手榴弾

崩るる市街紅蓮の炎
焼け付く日差し乱射の猛火
轟き揺るぐ大地も江も
修羅の巷か呉淞鎮

左手遥かクリーク越しに
寄せ来る味方影頼もしや
砕けて残る鉄道橋を
乱射冒して渡り来ぬ

両隊共に刃を連ね
腹背前後応じて突けば
崩るる敵は数千の屍
棄てて算無く逃がれ行く

壮烈無比の上陸戦に
呉淞鎮は我が手に落ちぬ
八月末の真昼の空に
揚がる勝鬨日章旗
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