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日中戦争(昭和12/1937)
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作詞 松島慶三
作曲 山田耕作

濁流蜿々三千里
その名も高き揚子江
広漠沃野潤して
無限の富を運ぶなる
江口近き上海は
中国一の貿易港

国際都市の名にし負う
事しも繁きその中に
執り佩く太刀の束の間も
結ぶ兜の緒も堅く
在留同胞三万の
命を守る陸戦隊

上流千三百里
伸び行く同胞権益を
守りて安く育てんと
上る警備の軍船
呉淞過ぎて本流を
辿れば江陰鎮江府

都は古し南京城
今三民の旗の影
経世の花は匂えども
そぞろ身に染む江風に
東亜の前途思おえば
紫金山頭月寒し

蕪湖九江大治など
過ぐれば早くも漢口市
漢陽武昌と並び立ち
またも名を得し貿易港
江上揺らぐ日の旗に
栄ゆる平和の我が祖界

嶽州折れて洞庭を
渡れば近き長沙には
災禍の煙絶えやらで
守りの艦も安kらず
沙市と宜昌は川上の
物資を捌く商業地

両岸聳え天を摩し
激湍吼ゆる三峡の
険所を渡る船人の
苦心を何に喩うべき
万県越えて揚々に
船路の果ては重慶府

江流去りて行く先は
南広東海南島
北渤海の果てまでも
捧げし誠一筋に
我が皇国の大御稜威
顕すはこれぞ我が艦隊

炎熱燃ゆる百幾度
厳寒凛烈骨を刺す
瘴癘禍乱の辺境に
昨日は東今日は西
結ぶ夢路も安からず
警備の辛苦誰か知る

我が大君の為ならば
艱難辛苦何のその
命を的の我が使命
果たさでなどか止むべきぞ
立てや第三艦隊の
五千の勇士いざや立て

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